【自邸設計】配置の検討
自邸設計part1。
本来なら役所調査とか行ってから色々とプラン練っていくんですが、今回の敷地は都市計画区域外で自由にできるのが分かっていたのでプランと配置から先に検討していきました。
ArchiCADで敷地作成
業務ではArchiCADを使っているので敷地を作ってみました。

敷地形状としては南東に隣家が立っていて、南西側は里道、水路を挟んで畑が広がっているような場所。敷地に入ってくるには北西の私道を通るルート以外なし。
今回都市計画区域外で詳細な敷地情報は手に入りませんでした。本当なら地籍図のXY座標なんかがあればかなり詳しい敷地モデルが用意できます。
まぁでも今回は敷地に余裕があるし、自邸なので、ある程度大雑把に分かればいいかなという判断。これが都市計画区域内だったり、敷地に余裕がない場合はかなり精度の高いもので検討していきたいところ。そういうのも含めて役所調査から始めるのが本来です。
さて。
配置検討
今回配置を北側と南側の2パターンで考えていて、ファサードからなんとなく南側に配置するのがいいかなと考えていました。里道と水路挟んで畑ってのもあるし、その方が日射取得もしやすいかなと。
とは考えていたものの、北側に配置した場合のボリューム感だったり、日射取得の状況を確認しておきたかったので敷地モデルを使って検討していきます。
周辺もある程度作り込んでおくことで、日陰のシミュレーションができてしまうのがBIMのいいところ。

想定ボリュームで北側に配置するパターンを作ってみました。
これが冬至の日の正午12:00での日陰シミュレーション。画像で見ると西側はしっかり光が入っていることが分かります。

次に朝9:00。
敷地に合わせて建物が真南から振っているので、画像でいう右下側(南)は建物の影になっているのが分かります。
ちょっと影が分かりにくいのでホワイトモデルで検証。

これが水路側に持ってきたパターン。

続いてこっちが北側に持っていったパターン。
シミュレーションをしてみて分かったのは、水路側に寄せなくても十分光は入ってくるんだなってこと。隣家もあるし、もっと日陰時間に差があるとなんとなく思ってました。

ちなみにお昼14:00。

最後に夏至の日の正午12:00。夏至より冬至が大事ですが、夏至を見ると北側からも日が入ってくるのが分かります。(日射遮蔽を考える必要がある)
archicadだと敷地の緯度経度と北方向を入力することで、かなり精度の高い日陰シミュレーションができます。
より詳しくはアドオンのShadow Plannerを使いながら、等時間日影図なんかを作って検討するのが一番いいと思います。ただ今回は自邸で緩い敷地なのでザックリ分かればOKとしました。
ちなみに日陰シミュレーションはarchicadのデフォルトの機能で作れます。
等時間日影図なんて一般の人に見せても何のことか分からないことが多いので、こういったシミュレーションを季節ごとに作っておくのが一番分かりやすいでしょう。施主に伝えるのにめちゃくちゃ役立ちます。
今回は自邸で光の入る位置を検討したパターンですが、逆に周辺建物への影響を見る上でも分かりやすく役に立つはずです。
まとめ
ということで光を取り入れるのに水路側に寄せる必要はないことが分かったので、やりたいことや間取りの関係で今回は水路から離す方向で検討していくことにします。
本来は役所調査からなので次回はそこについて。
続く。
